*修正
タイトルが間違っていたため「加工写真」から「写真加工」へ直しました。
* 前提
まず前提として、デジタル写真やデジタル画像はドットの集合であると言うこと。それを考慮した場合、生成画像による成果物は同じではないかと言う考え、イラストと写真の違いはなんなのか。実際に写真のような絵を描く人もいると聞く、肉眼では見たことが無い。
* ちょっとした歴史と自分語り
僕がPhotoshopを知ったのは「魔法先生ネギま!」のキャラクターが使用していたからだ。ネットアイドル(死語)のキャラクターで、今で言う言葉の「盛る」こと、コラージュ等をし、写真を公開して注目を浴びると言うもの。
この頃は今のようにデジカメの写真補正がそこまで多くなかった、しかしそれでも加工はされていたと思う。そもそも手ブレ補正無しでは綺麗な写真を撮るのは難しい。そして今のように高機能なスマートフォンはなかった。
当時、野生のPhotoshop職人がいた、拾ってきた画像をうまく編集したり、色んなものをコラージュしたり、そもそも職人とまではいかないまでも電子掲示板で遊ばれていた。僕もこのようなコミュニティを覗いて、そのような世界があること知った。当然ながら僕は補正写真が嫌いになった、間違い探しをする時のように観察する癖が付いた。しかしPhotoshopの売り文句である「無限の可能性をあなたに」は今でも覚えてるし好きなフレーズだ、思い出が蘇る。
加工前の写真の流出が話題になることもあった。
記憶に残っている例として、実写版ヤッターマンがある。初心者がやりがちな例で、太いものを細くする時に、強引な修正をすることで空間を歪ませてしまう。当然僕も素人なのでわからない、言われて気付いた。結果的に僕は訓練されて生きてきた。
この世界は欺瞞に満ちている。とにかくこんなこともあり、現実逃避し二次元オタクになるのは必至だった。
実はこの頃、Photoshopにアップデートがあり、注目機能として画像の自動補完が追加された。
この機能は、周りの色情報を参考にそれっぽく自動生成してくれるものだった。当時の僕はこんな機能いらないしそう便利なものじゃないと思っていたが、世の中は僕の予想を超え、理想を踏みつぶして行った。
あれこれ考えてるうちに、VTuberこそ現代のネットアイドルではないかと思った。VTuberが出た当時は、ただの着ぐるみだと思っていたが、実は死語と思っていたものは名前を変えただけだったのかもしれない。
* おまけ
ちなみに「ようこそ実力至上主義の教室へ」にもネットアイドル要素と言っていい描写があった。
* アベプラの感想的なもの
3つ、アベプラの中でも触れられていた。
・既にデジカメでは自動補正されていること
・VTuberで良いのではと言うこと
・化粧や美容成形も似たようなものではないかと言うこと
整形の話も出てきていた、でもここは別領域なので触れないでおく。
現像についても加工が入ってしまうと言われていたらしい。
自撮りで自尊心アップ?幸せになる撮影テクに挑戦!画像加工のし過ぎでリスクも
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p5537