バイタルブレスを買ってはいけない

俺は発売日当日に購入組、初代ファンだったこともあり現代風にアップグレードしたものと思って飛びついた。
4月30日になりすでにアップしようとしてから3週間は経ってるのでだいぶ旬は去っていると思う。

もくじ

・良いところ
・欠点
・まとめ

良いところ

先に良い話をしておこう。

一体感

心拍数を計測しデジモンと一緒に生きているような、そんな体験ができた。実際システム的に使用者のバイタルを測定できない時間が24時間あると死んでしまうらしい。
デジモンと一緒に運動することで親近感が湧く。

カラー液晶

今時はなんてことのないカラー液晶ではあるけれど、ドット絵でカラーにするのはかなり手間が掛かっているように思う。運動しているデジモンを眺めているのは和む、嬉しい気持ちになる。

アプリ連動

何とこのバイタルブレス、スマホアプリと一緒に遊ぶことでさらに楽しむことができるのだ!成長の記録を確認したり育てたデジモンが図鑑に載り収集要素的なものもある!

欠点

ハードウェアとしての作りが甘い

まずベルト、時計タイプなのに腕につけるのが難しい。腕時計にバックルをつけ、それを通して止めるタイプではない。ただ固定されたベルトについた出っ張りを、もう片方のベルトの穴にはめるだけの簡易的なもの。

防水機能がなく運動して使うことに適していない、雨の日はもちろん、暑い日に自分の汗で故障してしまうこともありそう。

デジモンを育てるために必要なデータカード(Dimカード)が使い捨て前提、このカードにデジモンのデータが入っている。
1度しか書き込みできないROMを使っているらしく、一度本体で認証するとその本体でしか使用できなくなる。さらにこのデータカードは価格が高めだ、2本セットで税込1760円。

心拍を計測するセンサーがうまく動いてくれない、良いところである一体感を阻害してユーザーを突き放す。
このように徹底的にコストカットしたことが窺える、これでいて購入価格が税込5780円。

連動アプリ自体がお粗末

移動する時にデータが消えやすい、これは仕様上仕方ないこともあるが説明不足にも程があった。公式が即席で説明動画を出していた上に、その中でも手こずっているように見えた、慣れている人でもスムーズにはいかない。
実際転送する時に何度も操作を要求されるので、ユーザーのことは考えられていなかったのだと思う。

オンラインガチャ

恐ろしいことにデータカードが1回880円(税込)のオンラインガチャになって登場した、エイプリルフールにこの情報が出たことで信じたくない気持ちもあった。
オンラインガチャは確率の正確さに問題があるし、本当に有限の中から引くものなのかもわからない。実際にこれはすぐに発送されるわけではなく、8月まで待つ必要があるらしい。

Dimガチャシリーズは今回のVol1で終わりらしい、続けても良くないしここで引くのも心象が悪いからどっちにしろ詰んでたよね。

まとめ

最後に。
俺個人としては不買を推奨する。
買って数日でポテンシャルの低さを実感したが、良いところもあったので応援したかった。しかしその気持ちをどん底に叩き落とすようなブランディングをしてきたのでどうしようもない。
これを書いている時にはすでにガチャも終わっているようだから手遅れな気も。

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